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登場人物の設定 
ろおりん  クリスト  ケイ  ナミル  ムーア  ミランダ  リック 
レフィーロ  ダーク・エラリュード  キルド・エラリュード 
オリビア・アルティーノ  ティタニア  三大精霊 
三人の英雄たち  ロールグレス・ナイン・オクラック  メイラ
 
登場する地名について 
アプリコーア  パインナイト  ストロヴェラート  プルーレ山脈 
ピート山  チェリント帝国  ウォーターメルス
 
ろおりん 
 シリーズの主人公で、戦士のタマゴ。本名はロック・ヴェート・クリスタル・リング。名前が長いので、クリスト(後述)がこんなあだ名をつけた。アプリコーア城下町在住。風の力を持っている。実は、原作となった話では、主人公ではなかった(ついでに言うと、登場もかなり遅れた)。しかし、作者が自分でキャラクターグラフィックを描けなかったため、サンプルを探していたところ、戦士のグラフィックが目に留まったので、彼がゲームの主人公となった。 
 原作の舞台となったのは、アプリコーア暦2001年及び2004年の世界(実は、原作は1と2がある)。アプリコーア暦2004年時、15歳。 
 最初、属性設定はなかったが、ゲームではそれを使えるということだったので、風属性に設定した。 
 ゲームでは、番外編を除いては一切しゃべらないように設定してある。 
 
クリスト 
 ろおりんの親友。原作となった話では主役だった。地の力を持つ。なぜ、地かといえば、原作となった話でははにわ作りをやっていたからである。彼が作ったはにわは、動くししゃべる(「ほ」だけ)。今まで彼が作ったはにわは2体いて、それぞれ「はにわ1号」「はにわ2号」という。はにわ1号は掃除と縄跳びが得意で、縄跳びに至っては、アプリコーア王国縄跳び大会で準優勝した経験を持っている。はにわ2号は計算が得意で、城の会計係の手伝いをしている。しかし、そんなはにわの存在も、ゲームには全く出てこないのであった。 
 「アプリコーア アドベンチャー」の原作となった話のタイトルは、「必殺突撃はにわ号」。ゲームにははにわが出てこないので、タイトルも変えることになった。 
 原作では、彼は最初ウォーターメルスに住んでいて、その後、アプリコーアに移ったということになっていて、これは、実はゲームでも共通の設定である。ろおりんとは同い年。 
 
ケイ 
 クリストの師匠。ゲームでのグラフィックは、黒いフードをかぶった人物となっているが、実際には、青い神官の服や帽子を身につけている。クリストの師匠ということで、彼も地属性とした。クリストと共にパーティに加わる話では、メンバーで4属性が揃わないという事態になったが、なんとかなった(爆)。 
 ちなみに、彼は「アプリコーア王国最高神官」である。よって、かなり偉い人物である。 
 もともと、彼が住んでいた教会がウォーターメルスにあった。ある時、アプリコーアが重大な危機に陥り、それを救ったため、アプリコーア城に移り住んだのである(つまり、クリストもこの時に一緒についていった)。 
 
ナミル・プリアーラ 
 アプリコーア五賢者のひとり。「プリアーラ姉妹」の妹のほうである。 
 原作では、最初、悪事に荷担する人物として登場した。それより以前に「五賢者」にはなっていたが、悪者に洗脳されてしまい、悪事に荷担することになってしまったのである。平和になった後は、アプリコーア城下町からウォーターメルスに移り住んだ。ちなみに、ケイの教会に住んでいる。 
 ゲームでは水属性だが、これは何となく設定したものである。 
 
ムーア・プリアーラ 
 アプリコーア五賢者のひとり。「プリアーラ姉妹」の姉のほうである。 
 妹と同じく、原作では、最初は悪事に荷担する人物だった。しかし、妹と違う点は、洗脳されていなかったという部分である。実は、彼女たちはパインナイト王国出身であり、アプリコーア王国の人間ではないのだ。アプリコーアに移住した際、類稀なる才能を見込まれ、「五賢者」となった。しかし、あくまで「アプリコーア」の賢者であり、「パインナイト」の賢者ではない。それに嫌気が差したある日、悪者からアプリコーア王国を乗っ取る計画を聞かされ、それに荷担した…という設定である。 
 クリストたちの活躍により改心した後は、妹と同じくウォーターメルスの教会に住んでいる。 
 水属性にしたのは、妹と合わせるためである。 
 
ミランダ 
 こういう名前で男である。由来は天王星の衛星から。 
 アプリコーア王国の人間ではなく、アプリコーアやパインナイトとは全く違った文明の国からやってきた。オーレモン・シティという場所の出身だが、この場所は地図に描かれておらず、一般の人々は、そんな場所があることすら知らない。ちなみに、アプリコーアやパインナイトが、多くのRPGに見られるようなファンタジーの世界や、中世ヨーロッパのような世界になっているのに対し、オーレモン・シティは現代のような世界(場所)となっている。この話では、オーレモン・シティのみが、他とは全く違う発達を遂げている。 
 彼が火属性になったのも、なんとなくである。 
 
リック中尉 
 パインナイト王国在住の中尉。アプリコーア王国の異変時、アプリコーアに派遣された。その時に、クリストたちと知り合った。 
 彼が出てくるのは、ゲームでは2作目だけである。そのためか、他のキャラと比べると、どうも影が薄くなっている気がしている。本名はリュトミラル・リム・アレウド。 
 
レフィーロ 
 番外編のみに登場する、クリストのいとこ。クリストやケイの設定により、彼も地属性となった。 
 彼はクリストと同い年だが、父の急逝により、パインナイト王国最高神官となった。父フェールは、もともとパインナイト王国最高神官だった。 
 実は、彼が登場する話を、小説として書こうと思っていたのだが、その小説は、書きかけのまま止まっており、その後、少々(それとも多く?)設定を変え、ゲームとして製作したのである。 
 
ダーク・エラリュード 
 原作のみの登場。アプリコーアを自分のものにしようと企んでいた悪人。プリアーラ姉妹を利用したのもこの人物である。ケイに恨みを持っている。 
 
キルド・エラリュード 
 原作のみの登場。ダーク・エラリュードの弟。「アルティーノ」家に対して恨みを持っており、「アルティーノ」家の血を引く者を抹殺しようと企んだが、クリストたちによって阻止される。 
 
オリビア・アルティーノ 
 原作のみの登場。「なわとび十とんで五段」の称号を持つ(弟が設定)。姓からわかるように、アルティーノ家の人間。家族からは、自分たちを狙う輩がいるので、本名を隠すように言われてきた。それが嫌で仕方なかった。家族たちを嫌っており、人間嫌いになっていたが、クリストたちの活躍により、心を開く。 
 
ティタニア 
 原作のみの登場。ミランダの妹。オーレモン・シティ在住。アプリコーアで兵士として働く兄を誇りに思っている。 
 
三大精霊 
 登場自体は原作のみ。この物語に存在する世界を創造した偉大なる存在。それぞれ、トリトン、ユーロパ、フォボスという名前。世界各地にある神殿のうち、ストロヴェラートの神殿はトリトン、パインナイトの神殿はユーロパが造ったとされる。フォボスの神殿のみ、どこにあるのかわからないとされているが……。 
 
三人の英雄たち 
 登場自体は原作のみ。アプリコーア暦705年、パインナイト王国を重大な危機から救い、さらには、世界的に悪名高かったチェリント帝国を壊滅させた偉大なる人物たち。大神官アネイラ、賢者プリア、戦士ヴェートの三人を指す。アネイラはプリアの弟である、ヴェートはアネイラの弟である。三人ともアプリコーア王国の人間である。住家は、アプリコーア王国を南北に分けるプルーレ山脈の一角・ピート山にある(要するに、普段は人里離れた場所で生活している)。彼らの活躍は後世に伝えられている。 
 プリアーラ姉妹の祖先は賢者プリアではないかといわれている。また、ろおりんの家系は代々戦士であり、ミドルネームに「ヴェート」を使うことを許されている、由緒正しき家系である。 
 
ロールグレス・ナイン・オクラック 
 原作のみの登場。世界的にも有名な歴史家。大神官アネイラが活躍した時代よりもさらに昔に活躍した。彼の功績のおかげで、大神官アネイラたちは、パインナイトを危機から救うことができた。
 
メイラ 
 ゲームのみに登場する、ちょっと珍しいキャラ。2作目のみ登場。どんな活躍をするかは、ゲームをプレイしてみてのお楽しみ(無責任な……)。 
 
アプリコーア 
 ゲームのタイトルにもなっている地名。「アプリコーア王国」、「アプリコーア城下町」及び「アプリコーア城」と、アプリコーアとつく場所はこれだけある。 
 ゲームの世界では(原作の世界でも)、ただ「アプリコーア」といえば、たいていはアプリコーア城下町を指している。国単位のことを言うなら、「アプリコーア王国」と言うし、城のことを言うなら「アプリコーア城」と言っている。 
 ゲームに「アプリコーア」を使った理由は、ろおりんがアプリコーア城下町在住だったのと、ゲーム1作目の舞台がアプリコーア王国だったという理由がある。響きがよかったからつけたというのもあるが。 
 
パインナイト 
 アプリコーア王国よりも南に位置する小国。陸続きになっているので、徒歩や馬車でも行ける。 
 「パインナイト」とつく場所も、実際には「パインナイト王国」、「パインナイト城下町」、「パインナイト城」、「パインナイトの神殿」の4つが挙げられる。「パインナイト」とただ単に言った場合、これは「パインナイト王国」を指すことが多いようである。 
 パインナイトの神殿は、海を臨む小高い丘にあり、晴れた日は最高の景色が見えると評判である。 
 
ストロヴェラート 
 アプリコーア王国の北側に位置する町。アプリコーア城下町の次に賑やかな場所である。アプリコーア城下町からは陸続きになっているが、途中に山脈があるため、徒歩での移動は困難とされる。この町は港町なので、アプリコーア城下町側から船で行ったほうが楽である、という見方もある。 
 ちなみに、アプリコーア城下町よりも競馬がさかんだという裏設定がある。アプリコーア城下町には、競馬場がないためだとされる(ストロヴェラートにはちゃんとある)。 
 
プルーレ山脈 
 アプリコーア王国を南北に分ける山脈。この山脈より北側が「ストロヴェラート地域」、南側が「アプリコーア地域」とされている。そのためか、ストロヴェラートはアプリコーア王国内にもかかわらず、ストロヴェラート単独で考えられることが多い。 
 
ピート山 
 プルーレ山脈の中で、最も高い山。かつて、この山には大神官アネイラたちの住家があった。 
 
チェリント帝国 
 アプリコーア暦705年に滅びた国。それまでは、帝王が悪事を働き、国民や他の国の人々を苦しめていた。パインナイト王国より東側に位置していた。 
 
ウォーターメルス 
 原作は、ここより始まった。 
 かつて、クリストとケイが住んでいた場所。はっきり言って田舎である。住んでいる人の数が少ない。田畑や森林、草原や荒地が多い。アプリコーア城下町より西側に位置する。
 
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